『無生物主語』
【例文】この道を行けばその病院に行けるでしょう。
This road will take you to the hospital.
「道 will take 人 to ~.」は「道が人を~へ導くでしょう」という意味になる。このように無生物(物・事)を主語とし、「無生物(物・事)が人に~させる」・「無生物(物・事)が人に~をする」。といった意味を表す文のことを無生物主語の文という。 |
上記の例文をそのまま日本語に直すと「この道はあなたをその病院へ導くでしょう」となる。これを日本語らしくすると「この道を行けばその病院に行けるでしょう」となる。
(例)This newspaper will make him happy.
(この新聞が彼を幸せにさせるでしょう)
→(この新聞を読めば、彼は幸せになるでしょう)
(例)This picture reminded me of my life in New Zealand.
(この写真は私にニュージーランドでの生活を思い出させてくれた)
→(この写真を見て、私はニュージーランドでの生活を思い出した)
※remind 人 of ~「人に~を思い出させる」
(例)The bad weather prevented her from going to the airport.
(悪天候が彼女を空港に行くことを妨げた)
→(悪天候のために彼女は空港に行けなかった)
※prevent 人 from ~「人が~するのを妨げる」
他にも無生物を主語とする動詞として、enable(~することを可能にさせる)・bring(~を連れて来る)・surprise(~を驚かせる)などがある。