2015年12月17日(木)
「合唱コンクール 金賞」
今日は勤務校で合唱コンクール(中学校)がありました。この行事はクラス全員が参加し、クラス対抗であるため、体育大会と並んで非常に盛り上がる行事になっています。私は3年C組の担任として精一杯自分のクラスを応援しました。そして結果は・・・見事金賞(優勝)!!今日は大変感動しました。生徒達、感動と思い出をありがとう!
私が後日生徒達に発行した学級通信より(2015年12月22日)
「金賞は3Cです!」というコールがあった瞬間、私は夢の中にいるようでした。
12月17日(水)の5・6時間目に合唱コンクールがありました。今回はどのクラスも素晴らしい合唱を披露し、大変レベルの高いコンクールになりました。今日の学級通信では合唱コンクールを担任の視点からふり返ってみたいと思います。
合唱コンクールまでの日々
11月2日(月)の学級通信で3Cの合唱コンクールでの自由曲が「遥か」に決定したということを書きました。その後、コンクールに向けての練習に、クラス全員が本格的にとりかかるまで正直時間がかかっていたように思います。
期末テスト前から少しずつ「合唱コンクール」という行事を意識してきたのですが、テスト期間中は練習ができず、テスト後すぐに中学校全クラスでのリハーサルの日を迎えました。リハーサルは、コンクール6日前にありましたが、3Cにとって、不安材料がたくさん残ったリハーサルになりました。しかし逆にこのままではいけないという意識がクラス全員にうまれてきたのもこの頃だと思います。
その後、朝礼前・昼休み・終礼後と3Cの皆の練習の様子を見ていましたが、自分達で課題を見つけ、お互いに励まし合いながら練習をしていました。パート練習の時に、どのように歌ったらいいかをクラスメートに教えていた人・指揮者として前に立った時に「笑顔」の大切さを伝えていた人etc 3Cの練習の雰囲気は大変よかったと思いますし、精神的に成長している3C生の姿を見ながら、私は大変嬉しい気持ちになっていました。(しかし、気持ちの面で油断することがとても心配だったので、私の嬉しい気持ちは表情には出さないようにしていましたが・・・)
合唱コンクールの当日は全員が朝から登校し、休み時間や昼休みにもみんなでアイディアを出し合い、本番に備えていました。
いよいよ本番が始まりました。3Cの発表の前にも中1や中2の素晴らしい発表が続き、その勢いにのまれてしまわないか不安でしたが、見事に自分達の(最高の)合唱を披露していました。見ている私も緊張していましたが、みんなの集中力は素晴らしく、見事に歌い切ることができました。おそらく3Cの皆のなかには「全力を出し切った」という充実感・達成感を感じている人が多かったことだと思います。私はこの時点で、今回の3Cの合唱コンクールには満足をしていました。たとえ、賞に入らなくとも・・・
そして結果発表の時。最後の最後まで3Cが呼ばれなかったので、私はとてもドキドキしていました。緊迫した空気のなか、「金賞は3Cです!」というコールがあった瞬間、私は夢の中にいるようでした。その後、3Cのみんなの喜んでいる姿、泣いている姿を見て私自身もジーンと熱い気持ちがこみ上げてきたのです。「本当にみんなよくやった!!」と思っているその瞬間、3Cの(金賞クラスとして)この日2回目のステージ上での「遥か」の合唱が始まりました・・・
私はみんなが良い結果になるようお祈りすることしかできませんでしたが、喜びを共に味わうことができ、とても幸せな1日でした。これからも「最後まであきらめない気持ち」を大切にして、一生懸命、頑張ってもらいたいと思います。素晴らしい感動、そして素晴らしい思い出をありがとう!!